コラボレーション・エンジニアの考える日々

企業での情報共有とコミュニケーションについて、ITを中心に企業コラボレーションを考えていくブログです。

ノーツスタンダード版の爆速チューニング

去年、USではノーツスタンダード版のとあるチューニング方法で湧いていた。遅ればせながら僕もやってみたら、かなり早くなった。


Windows起動直後からのノーツ起動(コールドスタート)が40秒から20秒に短縮。ウォームスタートにいたっては、10秒かからない。立ち上がってからも、いろいろ早い。


方法は、以下のファイルにある、vmarg.Xmx というパラメータを変更する。変更する前に、ノーツクライアントは終了させておく。


 <ノーツプログラムディレクトリ>/framework/rcp/deploy/jvm.properties


デフォルトでは、vmarg.Xmx=-Xmx256m となっているので、これを、搭載しているメモリ量の半分程度を割り当てる。2GB積んでいたら、vmarg.Xmx=-Xmx768m という具合だ。僕のThinkPadは、物理的には4GBあるので、vmarg.Xmx=-Xmx1024m とした。


スタンダード版は、Eclipse、つまり、Java VMの上で動いている。だから、Javaのヒープサイズを拡張すれば早くなる。そう、このパラメータは、JVMのデフォルトの最大ヒープサイズを指定するものだ。


スタンダード版は、メモリの最小要件が 512MB なので、デフォルトは256MBになっているのだろう。


しかし、もっとメモリを積んでいるのなら、拡張してパフォーマンス向上できる。是非、実施してみていただきたい。