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コラボレーション・エンジニアの考える日々

企業での情報共有とコミュニケーションについて、ITを中心に企業コラボレーションを考えていくブログです。

iNotesウルトラライトモードで社内NotesメールがiPhoneで利用できるようになった。

Lotus

IBM社内では、メールを利用するのに、まだ正式にはiPhoneをサポートしていない。しかし、グローバルレベルではいろいろパイロットが走っていて、テスト的に利用できる仕組みがある。ところが、グローバルでもiPhoneユーザーは多いらしく、キャパシティが限られているそういったパイロットプログラムは、申込者で一杯で、なかなか利用できないのが現状だ。しかし、やっぱり自分で日常的に使ってみないと、その良さや考慮点などは肌で感じて分からないので、iPhoneを個人所有している自分のチームのメンバーを、USにエスカレーションしてパイロットプログラムに押し込んでもらって、使えるようになった。


利用してまだ一日だが、いろいろと見えてきた。期待度が高いだけに、以下のようなデメリットばかり見えてしまう。

  • 接続が面倒。メールにアクセスするのに、1.iPhoneのパスコードロックの解除(IBMルールとして社外から社内システムにアクセスするのに強制的に設定される)、2.VPN接続をオンにする、3.iNotesのユーザーIDとパスワードの入力、と、3段階の操作が必要となってしまう。そんなにちょくちょくメールチェックする気にはなれない。
  • パフォーマンスが遅い。これは3G回線なので仕方ない。SafariでWebページを開くのにもたつくのと同じだ。無線LAN接続であれば快適だが、外出先ではまだまだ3G接続が主であろう。
  • フォルダ管理ができない。僕は読んだメールはフォルダに移してなるべくInBoxから消すようにしているが、それが出来ない。
  • 過去メールは、受信ボックス/全ての文書/送信文書のどれかでしかアクセスできない。しかも検索できない。前述のようにフォルダにはアクセスできない。
  • 履歴付返信ができない。
  • 宛先指定では、ユーザー名を覚えておかなければいけない。これは個人アドレス帳に予め登録しておくことで回避はできる。
  • カレンダーは1日の予定をリストで確認できるのみなので、一週間の予定をまとめて参照したり、カレンダーの追加や変更ができない。


これらからすると、現バージョンでのiPhoneでのLotus iNotesウルトラライトモードの使い方というのは、外出先で重要な新着メールを確認して返信するという形がメインとなるのではないだろうか。新着メールを確認する分には、当然未読既読は分かるし、添付ファイルは見られるし、表/画像/セクション/URLリンクなどを含めたリッチテキストは結構忠実に表現されているし、マーカー(半月/満月マーク、フラグ)も確認できるし、かなり使えると思う。今現在足りない機能は、今後の機能拡張に期待したい。8.5.1ではカレンダーの改善を始め、幾つかの機能拡張がある予定だ。


現在、僕の周りのIBM社員のiPhone所有率はぐんぐん上がっている。Lotusのセールス系エンジニアにお会いする機会があれば、彼らの実際のメールボックスをiPhoneでアクセスできる様をお見せできるので、一言お声かけ願いたい。もちろん、ご要望があればこちらからお伺いするので、担当のIBM営業にご連絡を。僕のこのブログのプロフィールにのせているメールアドレス先にご連絡いただいても構わない。