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コラボレーション・エンジニアの考える日々

企業での情報共有とコミュニケーションについて、ITを中心に企業コラボレーションを考えていくブログです。

マインドマップとノーツのコラボレーション

Haus Weilgut社のMindplanというマインドマップツールがある。僕は2009年のLotusphereに行った時、展示会場にあったものを見て知ったのだが、それ以来、何も調査していなかった。が、最近、触る機会があったので、紹介したい。ちょっとびっくりするツールだ。


Mindplanは、ノーツクライアントで使うマインドマップツールだ。ノーツのコンポジットアプリケーションのプラグインとして実装されていて、以下のようなインターフェースを提供する。



どうだろう?こんなインターフェースは今までのノーツでは見たことがない。僕はFreemindという無料のマインドマップツールを使っているが、それと同じく、ドラッグ&ドロップ操作だとか、ショートカットキーでどんどんノードを作っていくのが出来ている。動作スピードは僕の ThinkPad X201s では特に問題ない。さすがに、Freemindと比較すると劣る部分はあるのだが、決定的なのは、みんなでマインドマップを作成できる、という点だ。


Mindplanでマインドマップを作ると、それはノーツDBにデータが入る。前述のマインドマップの場合、以下のように文書が出来ている。ノード間の関係付けは、子文書になっているのがわかる。



つまり、元になるノーツDBをサーバー上に置いておけば、複数人でマインドマップを編集できる。ノーツDBで実装されている、と思えば、エージェント作って新規ノードが作成された場合にメール通知する、なんていうことも思いつくだろう。


マインドマップは個人には大分浸透してきた感があり、IBM社内でもFreemindの画面を開いている人をたまに見かけ、そのメリットが認識されてきていると思う。そうすると、これをグループで使うという発想に行くだろう。実際、ミーティングルームでもFreemindをプロジェクターで写している風景を見たことがある。マインドマップによるコラボレーションというツールは、もしかしたら今後、企業内で要望が増えていくのかもしれない。bubbl.usのようなオンラインツールもあり、SaaSでの提供もありうる。


データストアとしてはノーツDBを使って、ユーザーインターフェースは別のものを使うという発想は"あり"だと思う。僕も、前にブログ/SNSの仕組みをノーツDBで作っていたりしたし、製品標準としても、バージョン8.5からXPagesという機能が提供され、データはそのままに、最近のWebインターフェースを実装できる。Mindplanのようなものを自社内で内製するには厳しいかもしれないが、ベンダーソリューションとして提供されたり、OpenNTF.orgでフリーで利用できたりするので、そういったものを組み合わせて利用していくというのは、賢い選択かもしれない。


因みにこのMindplan、個人でローカルで使う分には無料で使える。一度試してみてはいかが?