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コラボレーション・エンジニアの考える日々

企業での情報共有とコミュニケーションについて、ITを中心に企業コラボレーションを考えていくブログです。

自分のiPhone、仕事で使いたい?

つい先日、どこかのテレビ局で、大学生の就職難の状況を取り上げた番組をやっていたのを見た。会社説明会へのエントリーは、Webが中心であり、すぐ定員が埋まってしまうらしい。だから学生達は、iPhoneやAndroidを持っていつでもどこでもエントリーできるようにしているという。学生が持つには高いだろうに。頑張ってアルバイトしているのか、親が援助しているのか。


その一方、Gartnerから「Gartner Reveals Top Predictions for IT Organizations and Users for 2011 and Beyond」と題したプレスリリースがされており、その中の1つに、「2014年までに90%の企業が個人所有デバイス上で社内アプリを動かすようになる」とある。つまり、個人で好きで買ったiPhoneやAndroidを社内ネットワークにつなげて仕事に使わせるということだ。


これはIBMではiPhoneを対象に既に行われている。8桁のパスコードと、パスコード失敗時のデバイスワイプを強制するプロファイルを導入するのを条件に、社内ネットワークにアクセスできる。これで、Lotus iNotes ウルトラライトモードにアクセスして、メール、カレンダーを使用するというわけだ。


企業にとってはデバイスを配るコストが抑えられるし、社員にとっては最新のデバイスが使えるし、会社用にもう1つ持たなくてもいいし、これこそまさにWin-Winの関係じゃないだろうか。


iPhoneの企業導入でよく行われるのは、社用に購入したiPhoneは、YoutubeやカメラやApp Storeなどの機能は全て使えないようにして、純粋に業務であるメールや社内アプリだけしか使えないようにするというものだ。僕の同僚の森谷さんが、「これでは革新的なデバイスを使う意味がない」とよく言っているが、僕もそう思う。


適度にセキュリティを保ちつつ、コストを押さえ、個人の所有能力を活用していくというのは、今後のコンシューマライゼーションの流れなんだろう。就職難を乗り切るために身につけたスマートフォンリテラシーは、企業の中で是非、即活用していただこうではないか。