コラボレーション・エンジニアの考える日々

企業での情報共有とコミュニケーションについて、ITを中心に企業コラボレーションを考えていくブログです。

裸踊りでソーシャル

先日、第22回iSUC大津大会が盛況のうちに無事終わった。僕もセッションの枠をもらって、「ソーシャルでグループウェアを活性化!」というお題で講演させてもらった。


その講演の最後でお見せした動画がこれ。もう既にネットで広く知れ渡っている有名な「裸踊り」と言われる動画だ。



「裸踊りをやることに決めた」とiSUC講演前日にtwitterでつぶやいたところ、僕が裸踊りをやると勘違いされた方が多数いらっしゃったが、そうではない(笑)。


これは、TEDでのデレク・シヴァーズの講演(日本語字幕付き)で、「社会運動はどうやって起こすか」という視点で語られて有名になっているもの。


それを僕は、ソーシャルでイノベーションが起きるという見方をして、デレク・シヴァーズのプレゼンのスクリプトをちょこっと変えて、動画再生に合わせてTEDでのデレク・シヴァーズのTED講演と同じようにやってみた。


ざっと短縮すると以下のようなストーリーだ。

  • 裸で踊っている男、これを1つのアイデアだと思ってください。それも革新的な。
  • 革新的なアイデアというのは、始めはバカげたものに見えます。この裸踊りのように。
  • それがどういう価値があるのかを他の人に見せるのが最初のフォロワーです。
  • フォロワーが増えることによってどんどん加速的に良いアイデアは広まります。
  • これは野外音楽イベントであり、みんなが見えるところで行われているからこの事件は起こりました。
  • でも社内ではどうでしょうか?見えていないものは広まりません。
  • それを可視化するのがソーシャルです。
  • 可視化され、つながりを通してネットワーク的コミュニケーションで広まっていくのです。
  • これがソーシャルでイノベーションが起きるということです。


まぁ、無理やり感が漂っているのは否めないが、今はとにかくソーシャルという概念を広めていく時期。こういう人を惹きつけるようなもので、ソーシャルに興味を持ってもらうというのは、アリなんじゃないかと。



因みに、このiSUCというイベントは、IBMユーザー様が主体で運営されているもの。僕も昔から時折参加させてもらっているが、本当にこのイベントは凄い。とにかく熱い。1ベンダーのユーザー様がここまで熱くイベントを開催していただけるというのは、他に見たことがない。


来年のiSUCは、2012年11月7日(水)〜 9日(金)の期間、東北の地、仙台で開催される。まだ一度も参加されたことのないお客様、IBMerは、是非参加してみていただきたい。