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コラボレーション・エンジニアの考える日々

企業での情報共有とコミュニケーションについて、ITを中心に企業コラボレーションを考えていくブログです。

サイバーエージェント渡辺氏のブログから気付く社内SNSでのコンテンツ投稿モチベーション

Social

サイバーエージェントの渡辺将基さんが「ユーザーは何をモチベーションに投稿するのか」というエントリをアップされています。渡辺さんは、金銭的なインセンティブでは長続きしなくて、他のユーザーからの反応がモチベーション維持には大事と言っています。このエントリは、インターネット上でのユーザー参加型サービスについてのエントリですが、社内ソーシャルウェアでの話にもつながっていると思いました。


金銭的な報酬がモチベーション維持に有効でないことは、モチベーション3.0のDan PinkのTed.comプレゼン「The puzzle of motivation」でも例が挙げられています。有効でないどころか、創造性を奪うという害があるというのです。社内ソーシャルウェアの導入では、社員にコンテンツを発信してもらうために、人事制度や報酬制度と連携させるという話がよく出てきます。しかし、Dan Pinkが示している実証実験や、渡辺さんのエントリを見ると、必ずしも有効に働くものではないことが分かります。従来のインセンティブは、営業の尻を叩くには良いかもしれませんが、個々の社員にナレッジを産んでもらうには逆効果ということになります。


他のユーザーからの反応がモチベーション維持に有効だというのは、twitterやfacebookでは良く聞く話です。あるお客様から私が聞いた話では、facebookでは"いいね"をもらうのが楽しみでつぶやいているとおっしゃられていました。確かに、誰も反応してくれないのなら、その内、つぶやく人はいなくなってしまうだろうことは容易に想像できます。とすると、社内ソーシャルウェアの設計では、なるべくユーザーの反応を吸い上げる仕組みが必要ということになります。例えば、ファイルをアップしたら、"いいね"をもらえたり、コメントをもらえたり、誰がいつファイルをダウンロードしたか、何回ダウンロードされたか、などの反応が分かれば、ファイルをアップするモチベーションとなると考えられます。



社内ソーシャルウェアの活性化策を考える時に、"金銭的・人事的インセンティブに頼らない"、"他ユーザーの反応を促す"という点というのは、重要なポイントとなってくるでしょう。


<関連エントリ>
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