コラボレーション・エンジニアの考える日々

企業での情報共有とコミュニケーションについて、ITを中心に企業コラボレーションを考えていくブログです。

強い情報共有

転職してから、かれこれ1年4ヶ月経とうとしています。皆様お久しぶりです。セールスフォース・ドットコムの大川です。放置していたこのブログ、そろそろ再開しようかと重い腰を上げました。

 

さて、コラボレーション・スペシャリストの役割を期待されて入社したわけですが、この一年、情報共有の在り方を考えさせられました。今までは、なんと曖昧に情報共有を考えていたのだろう、と。情報共有の目的意識が薄かったんですねぇ。

 

企業にとって一番大事なのは何か・・・。それはやはりお客様でしょう。であれば、顧客情報を中心に情報共有を考える、これがCRMです。目的意識のある、「強い情報共有」です。

 

顧客中心の情報共有システムがあるからこそ、お客様は何か問い合わせをされた時にたらい回しにされずにサービスを受けられます。営業がアプローチできていないお客様をあぶり出せます。社員によって対応がちぐはぐな顧客アプローチを避けられます。

 

CRMが無いシステムは、顧客情報が散在するシステムです。個々の社員が入力する情報は分散し、社員の力を集結できません。

 

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セールスフォース・ドットコムCRMの会社であり、提供するシステムは多岐に渡れど、CRMのこの考え方がベースとなっています。ブログ再開の最初のエントリは、僕なりのCRMの捉え方をご紹介させていただきました。これはある意味、情報共有のパラダイム・シフトだと思います。ビジネスを牽引するための目的志向の「強い情報共有」です。