SalesforceとMicrosoftのファイル連携
皆さん、Google, Evernote, Dropboxなど、クラウドサービスを普通に組み合わせて使っていますよね。企業向けクラウドサービスでも、その流れは同じです。いいとこ取りして、組み合わせて使っていくんです。エコシステムの時代ですね。Salesforceもその考え方であり、いろんなシステムと組み合わせられます。
今、そのエコシステムの流れが一番来ているのはマイクロソフトだと思います。Salesforceとも戦略的パートナーシップを発表しており、これまで、製品レベルでのいろんな機能統合が実現されてきました。
その中でも、私がお客様にプレゼンやデモをしてきた中で、一番興味を持って頂いていると感じているのが、Files Connect という機能を用いたファイル統合です。Files Connectを使うと、他のシステムにあるファイルをあたかもSalesforce上にあるかのように扱えます。
百聞は一見にしかず。以下のデモ動画を御覧ください。SharePoint OnlineにあるファイルをChatter上にシェアし、かつ、Salesforceモバイルアプリから参照できる様子がご覧いただけます。
SharePointをお使いの企業は多いと思いますが、そこに溜められたファイルをChatter上でシェアすることで、有用なコンテンツをソーシャルのパワーで必要な人に広めることが出来て、資産の有効活用につながります。
このFiles Connectの意味するところは、”外部システム上の情報すら、顧客に紐づけて管理できる” ということです。以前のエントリ「強い情報共有」で書いた世界は、Salesforceで統一するということではないんです。CRMを始めとした業務アプリはSalesforceが得意な業務アプリ基盤を活用しつつ、SharePoint内の既存資産を組み合わせて使うという、まさにオープンなエコシステムの世界ですね。