XPagesで使えるUI部品をもっと増やす方法
XPagesに少し慣れてくると、こんなことを思うようになる。
世の中にはいろんなJavaScriptライブラリーがあって、まるでデスクトップアプリケーションかのような操作性を持つUI部品を提供してくれる。使おうと思えば、それらをインポートしてDominoでも使えるのだが、やはりそこには、そのJavaScriptライブラリーを使いこなすスキルが必要だ。
思うところは、できればXPagesの標準UI部品のように、コントロールパレットからUI部品をドラッグ&ドロップして画面に配置させ、あとはプロパティボックスで動きを設定するというようなノンコーディングでの開発だと思う。
もちろん、Lotus Notes/Dominoの将来のバージョンでは、もっとかっこいいUI部品が提供されることになろうが、そんなものを待ってられない。
それに対して、Lotus Notes/Domino 8.5.2 から「XPages Extensibility API」という機能が提供された。これは一言でいうと、「XPagesのUI部品を独自に作成する機能」だ。XPages Extensibility APIにより、Lotus Notes/Dominoのバージョンアップを待たずして、様々なUI部品を使った簡単な開発ができるようになる。
この XPages Extensibility API の解説を去年末の Lotus Technical Update Workshop で僕が話したのだが、その資料が、今、developerWorksで以下のタイトルで公開されている。
ご興味のある方は是非ご覧頂きたい。
XPages Extensibility APIは、今月末から始まるLotusphere 2011でも取り上げられる。今年のLotusphereは、僕は留守番組のはずだったが、どうやら行くことになりそうだ。まだ正式決定ではないが、行くことになったら、このブログで現地レポートを上げていこうと思う。
#LS11