Lotusphere2009 1日目
今日からいよいよLotusphereの始まりだ。といっても、今日はそのPre Start日みたいな感じだ。JumpStartセッションと呼ばれる、初心者向けのセッションが中心である。そして夜はWelcome Partyだ。
受付で、申し込み番号とパスポートを見せると、参加者用キットを一式くれる。毎年、リュックを配布されるのだが、今年のデザインはこんな感じ。
会場は、Disneylandのど真ん中にある、スワンとドルフィンという2つのホテルがメインだ。
これがドルフィン。南国風だが、今年のフロリダは寒い。日本にいるのと同じくらいじゃないかな。
さて、レジストレーションが終わったら、まずはLotus特性のお土産の確保だ。毎年、早いタイミングでLotusロゴの入ったグッズは売切れてしまう。なので、お土産コーナーである「Lotus Stuff Store」に行くと、まだ店は開いていないと言うのに、すでに黒山の人だかりが出来ている。今年はスペースが狭いので、なんと、入場制限がかかっているのだ。
中に入ると、こじんまりとした中に沢山のLotusグッズがひしめき合っている。会社のお土産用には、やすいペンとストラップホルダーだ。
お土産確保に疲れたら、お昼ご飯・・・・って、ここまで全然仕事してないな。
そしてその後、僕の所属するTechnical Salesのミーティングに参加。今年の製品ロードマップや戦略が伝えられる。
その後、XPages関連のJumpStartセッションに参加。本日2回目の再演。一回目は、満員御礼のため出席できなかった人が出ていたそうである。それほどXPagesへの関心は高いものがある。XPagesというのは、Notes/Domino 8.5から提供される新たな設計要素だ。これを使うと、いわゆるWeb2.0的なファンシーなユーザーインターフェースが簡単に作成できる。最近のWebインターフェースは、JavaScriptをがりがり書いて、DojoなどのJavaScriptライブラリーを活用しながら、AJAXなどの仕組みを使って、かなり作りこんでいる。それが、XPagesを使うと、その難しい部分を隠蔽してくれて、基本的にはノンプログラミングでWYSWYGのエディターで定義しながら作成できてしまう。しかし、完全にノンプログラミングかというとそうではなく、JavaScriptを少しは書く。といっても、XPagesのすごいのは、JavaScriptの中で@関数を利用できることだ。だから、Notesのプログラマであれば、最小のJavaScriptのコーディングで@関数の生産性のよさを教授しながら、最新のユーザーインターフェースが作れてしまうのだ。ユーザーインターフェースといっても、見栄えだけではない。これはユーザーのアプリケーション操作性に直接影響し、生産性に直結する。明日からXPages関連のセッションが目白押しだ。主なセッションは可能な限り出るつもりなので、楽しみである。しかし、開発者の女性は若い。Lotusに来て5年。XPagesの開発に携わって2年だという。はにかみながら、プレゼンテーションをしていたが、いろいろな質問をさばきながら、最後の方は、自信に満ち溢れた目をしていた。
さて、ここまででもう18:00。この後は、Welcome Partyである。
毎年行われているもので、プロ(?)のバンドも出て、にぎわう。
会場にはなかったLotusボトルがここでは配られていた。やっぱり、最近のエコブームで、大量のペットボトルを作るのは避けたのであろう。
会場であるスワンとドルフィンの間にある砂浜は、まだまだ盛り上がっていたが、明日も早いので、一足早くホテルへ戻った。
さあて、明日はいよいよ基調講演&セッション本番だ。IBM社員ですら、その内容は不明。毎年のゲストは誰なのか。まさか、オバマ? そんなわけないか。でも、今年は、Notes誕生20周年。Notesも大人になったのである。これがらみで、何かありそう。さて、明日は朝はやいし、もう寝るとするか。