コラボレーション・エンジニアの考える日々

企業での情報共有とコミュニケーションについて、ITを中心に企業コラボレーションを考えていくブログです。

行動のハードルを低くする道具

私は、普段、企業ソーシャルを訴求するのに熱のこもったアプローチはあまりしません。イノベーションを起こす、組織の壁を超える、感情の共有、企業変革、などなど。ちょっと遠いところにあるゴールだと思っているので、まずは自組織内だけでも効果の出る部分を最初のゴールとしています。

 

しかし、やっぱり会社内に変革を起こすというところを目指したい。

 

IBM永井さんが以下のブログエントリをアップしてします。

「ものごとを変えるのは、強いパッションと、小さな一歩を踏み出す行動力」...かものはしプロジェクト村田早耶香さんに、会社で講演をいただきました。 - 永井孝尚のMM21

この中で以下のメッセージを伝えています。

「ものごとを変えるのは、強いパッションと、小さな一歩を踏み出す行動力」
「まず自分で行動しよう」
「まず自分が情報発信することが大切」

 

大きなムーブメントも、最初は誰か一人の小さな情報発信なのですよね。その情報発信も、今はエンタープライズ・ソーシャルウェアで行うことができ、ハードルが凄く低くなっています。そして、良いものであれば、エンタープライズ・ソーシャルウェアでのつながりを通して伝搬し、拡散されていく。そんな世界を、永井さんのエントリを拝読し、再度、認識しました。

 

ムーブメントと言えば、この動画。小さな行動がどんどん広がっていく様がよくわかります。私もセミナーなどではたまに流して見てもらっています。

 

情報発信しても、自分の考えなんか誰も見ない? そう思いがちですよね。そんな時は、ちきりんさんの以下のエントリです。

 あなたの文章を私は読んでいます - Chikirinの日記

 

 

最初は少ないかもしれないけど、 情報発信したい人はいるはず。エンタープライズ・ソーシャルウェアは、そういう社員の背中を押す道具。そんな捉え方もあります。